■理想のエサ箱・はまるんです
理想のエサ箱・はまるんです
人気クーラー15機種に完全対応
断熱にも貢献する虫餌使いの必携アイテムです。
断熱にも貢献する虫餌使いの必携アイテムです。
理想のエサ箱・はまるんですの特徴
- クーラーボックスの内縁に、ピタリとはまる。
- 材質はヒバ材。水に強く、カビにくく、餌に優しい。
- 反りを可能なかぎり排除する材の選定と加工。
- 国内の熟練木工職人がひとつひとつ手作り。
- 他の高級餌箱の2分の1以下の価格。
- 通常の市販品の2倍以上の耐久性を目標に制作しました。
277円(税抜) 〜 2,262円(税抜)
開発の経緯

餌箱をクーラーの内縁に引っ掛ける取付方法は、投げ釣りのベテランの方にはおなじみです。それにより、餌箱が安定するだけでなく、クーラーも広く使え、熱の遮断にもなるというメリットがあります。ただ、餌箱の改造や自作が必要で、なかなか手軽にというわけにはいきません。
そこで、釣り人に人気のクーラーボックスアンケートをとり、15機種をピックアップして、それぞれにピタリとはまるものを開発してみようと考えました。当初は、機能性だけに注目していたのですが、どうせなら造りや耐久性にとことんこだわって、モノとして愛着のわくようなものを作ってみようとトライしたところ、こんな簡単な道具でも問題山積。開発からリリースまで、丸2年もかかってしまいました。
「対コスト性能でこれ以上は無理というくらい、理想を追ってみよう」 「妥協を全然しないで、ほんとに理想の餌箱ってものを作ったら、 どうなるんだろう」
と考えてスタートしましたので、試行錯誤の連続でした。
話せば長いことながら、出来てしまえば要するに餌箱です。でも、ただの餌箱ではありません。使い込むうちに、その良さがご理解いただけることと思います。
反りとのたたかい
凝りに凝った試作品に、2年間OKを出せなかった理由のひとつに、反りの問題がありました。海水に濡れ、真夏の波止に置いておかれたりもする餌箱がおかれる環境は、木工製品としては論外といえるほど過酷なものです。
バケツに一晩漬けて、翌日からカンカン照りの下に数日放置するという耐候試験では、ほぼすべての製品がNG。厚さ9ミリの木をそういう環境に置くこと自体、間違いなのですが、『はまるんです』は、こうした試験を重ねて開発してきました。もちろん、完全ではありませんし、反らない保証はできませんが、最良の材と加工方法を選択できたと思っております。
反りの問題を解決できた最大の工夫は、木材の乾燥方法にあります。木の表面と裏面の水分量が均衡するように調整するという職人技で、非常に反りに強いものになることがわかりました。乾燥が不適切ですと、見た目、反っていなくても、反ろうとする力が働いて部材に無理がかかり、老朽化が早まって、ある日ヒビ割れたり壊れたりもします。多くの餌箱はこの状態です。
また、当初は「釘を1本も使わない」ことをめざしていましたが、強度を重視して錆びにくい真鍮釘を使用することにしました。ほんとうはチタン釘を使いたかったのですが、メーカーに特注せねばならず、釘代だけで数十万円になりますので、これは今後の目標です。
バケツに一晩漬けて、翌日からカンカン照りの下に数日放置するという耐候試験では、ほぼすべての製品がNG。厚さ9ミリの木をそういう環境に置くこと自体、間違いなのですが、『はまるんです』は、こうした試験を重ねて開発してきました。もちろん、完全ではありませんし、反らない保証はできませんが、最良の材と加工方法を選択できたと思っております。
反りの問題を解決できた最大の工夫は、木材の乾燥方法にあります。木の表面と裏面の水分量が均衡するように調整するという職人技で、非常に反りに強いものになることがわかりました。乾燥が不適切ですと、見た目、反っていなくても、反ろうとする力が働いて部材に無理がかかり、老朽化が早まって、ある日ヒビ割れたり壊れたりもします。多くの餌箱はこの状態です。
また、当初は「釘を1本も使わない」ことをめざしていましたが、強度を重視して錆びにくい真鍮釘を使用することにしました。ほんとうはチタン釘を使いたかったのですが、メーカーに特注せねばならず、釘代だけで数十万円になりますので、これは今後の目標です。
精度・コストの追求
ふつう、餌箱にミリ単位の精度が求められることはありませんが、「クーラーにぴたりとはまる」ことを目的とすれば、プラスマイナス1ミリの誤差が非常に効いてしまいます。たとえば、GタイプとHタイプの横幅の差は4ミリしかありません。木工製品としては、相当本格的な仕事が要求されるこの精度を実現するためには、実績のある国内の熟練職人に頼るほかありませんでした。
また、この精度で8種類の餌箱を作り分けますので、どうしても少量多品種生産になります。したがって、当初から凄いコストになることが予想されました。そこをどうするのか。決定的な良策などはありませんでしたが、お互いにしのぎにしのいだ結果、破格といえる価格設定を実現することができました。
また、この精度で8種類の餌箱を作り分けますので、どうしても少量多品種生産になります。したがって、当初から凄いコストになることが予想されました。そこをどうするのか。決定的な良策などはありませんでしたが、お互いにしのぎにしのいだ結果、破格といえる価格設定を実現することができました。
接着剤にもこだわりました
一般的に水に強い接着剤として酢酸ビニル樹脂が知られています。これに尿素樹脂を2%くらい入れて強度をより増すのですが、ホルマリンを含んでいるのが欠点。実際、影響があるのかどうかわかりませんが、大事な虫餌に万一のことがあってはと、食品衛生法で認可されているウレタン樹脂を採用しています。
実際の釣りでは
投げ釣りの場合のクーラーは、おおまかに
■砂浜を歩くキス釣りに使う小型クーラー
■波止などに腰を据えるカレイ/五目に使う中型クーラー
があります。
エサはキス狙いの時でも1~2種類、カレイやクロダイですと、2~3種類くらい用意することが多いと思いますので、『はまるんです』は、最低2つ掛けられるようにしています。もちろん投げ釣りだけでなく、ハゼ、波止、船など虫餌を使う釣りならなんでもお使いいただけます。
主にキスのサーフ釣りファンからの要望として、投入口があるクーラー専用の、スライド式蓋をもつ『はまるんです』も、開発の予定です。また、文句なく日本一といえる超高級ヒノキ材を使ったバージョンも検討しています。
『はまるんです』で、快適で楽しいを釣りをお楽しみください。
最後に、職人さんからのメッセージを。
■砂浜を歩くキス釣りに使う小型クーラー
■波止などに腰を据えるカレイ/五目に使う中型クーラー
があります。
エサはキス狙いの時でも1~2種類、カレイやクロダイですと、2~3種類くらい用意することが多いと思いますので、『はまるんです』は、最低2つ掛けられるようにしています。もちろん投げ釣りだけでなく、ハゼ、波止、船など虫餌を使う釣りならなんでもお使いいただけます。
主にキスのサーフ釣りファンからの要望として、投入口があるクーラー専用の、スライド式蓋をもつ『はまるんです』も、開発の予定です。また、文句なく日本一といえる超高級ヒノキ材を使ったバージョンも検討しています。
『はまるんです』で、快適で楽しいを釣りをお楽しみください。
最後に、職人さんからのメッセージを。
木材は、50年、100年という時間を経て、私たちが使える太さになります。一度切ってしまえば次に使えるまで、そういった長さの時間が必要になりますので、それを使い捨てるようなモノ作りは、時間を捨てる・歴史を捨てることになります。そして時間を捨てることは命を粗末にすることと同じと思います。作ったものは、できるだけ長く使えるように愛されるようにと願って、日々製作に勤 しんでおります。 はまるんです製作職人より |
サイズと仕様

【共通規格】
- 側面、蓋面はヒバ材9mmを使用
- 底板は4mmを使用
- 可動軸は真鍮釘を使用
- 開閉がスムースに可能
- αの寸法はより厳密に製造
- 面取り加工
- 接着剤はウレタン樹脂
- 海水につかり過酷な使い方に耐えうる
- 反りでチリ(隙間)がでない耐候試験実施
- 蓋の先端は約1.5mm出る
この一覧表よりご自分のクーラーをご照合ください。
念のためα寸法を確認されてからご注文願います。

お取り扱いについて

木製品でございますので木目はひとつひとつ違います。写真とは若干異なることがありますので、ご了解お願い申しあげます。
木材は十分に乾燥させていますが、木の特性上空気中の水分を多少出し入れしています。そのため伸縮、縮み、割れなどの変形が生じる場合がございますので使用していない時は風通しの良いところに保管してください。直射日光があたるところやストーブ、コンロがあたる熱いところ、エアコンの乾いた空気が直接あたるところ、お風呂場などの湿気があるところには置かないようにしてください。
海で使用した場合はなるべく早めに水洗いしてください。その場合タワシなどの堅いものはさけて柔らかいスポンジなどをご使用ください。またシンナーやガソリンなどは使用しないでください。 乾燥は日陰干しで必ず蓋を全開にしてから乾かしてください。
少しの反りが発生した場合は、濡らして固く絞ったタオルをフタの上にかぶせて置くという方法で、多少は反りが戻ります。その後、直射日光に当てたりしなければ木材は落ちつくはずです。
丁寧に使えば長い年月使用できますが、極端な衝撃や改造等は、製品の強度低下・破損の原因となりますので絶対におやめください。
開発の経緯

餌箱をクーラーの内縁に引っ掛ける取付方法は、投げ釣りのベテランの方にはおなじみです。それにより、餌箱が安定するだけでなく、クーラーも広く使え、熱の遮断にもなるというメリットがあります。ただ、餌箱の改造や自作が必要で、なかなか手軽にというわけにはいきません。
そこで、釣り人に人気のクーラーボックスアンケートをとり、15機種をピックアップして、それぞれにピタリとはまるものを開発してみようと考えました。当初は、機能性だけに注目していたのですが、どうせなら造りや耐久性にとことんこだわって、モノとして愛着のわくようなものを作ってみようとトライしたところ、こんな簡単な道具でも問題山積。開発からリリースまで、丸2年もかかってしまいました。
「対コスト性能でこれ以上は無理というくらい、理想を追ってみよう」 「妥協を全然しないで、ほんとに理想の餌箱ってものを作ったら、 どうなるんだろう」
と考えてスタートしましたので、試行錯誤の連続でした。
話せば長いことながら、出来てしまえば要するに餌箱です。でも、ただの餌箱ではありません。使い込むうちに、その良さがご理解いただけることと思います。
反りとのたたかい
凝りに凝った試作品に、2年間OKを出せなかった理由のひとつに、反りの問題がありました。海水に濡れ、真夏の波止に置いておかれたりもする餌箱がおかれる環境は、木工製品としては論外といえるほど過酷なものです。
バケツに一晩漬けて、翌日からカンカン照りの下に数日放置するという耐候試験では、ほぼすべての製品がNG。厚さ9ミリの木をそういう環境に置くこと自体、間違いなのですが、『はまるんです』は、こうした試験を重ねて開発してきました。もちろん、完全ではありませんし、反らない保証はできませんが、最良の材と加工方法を選択できたと思っております。
反りの問題を解決できた最大の工夫は、木材の乾燥方法にあります。木の表面と裏面の水分量が均衡するように調整するという職人技で、非常に反りに強いものになることがわかりました。乾燥が不適切ですと、見た目、反っていなくても、反ろうとする力が働いて部材に無理がかかり、老朽化が早まって、ある日ヒビ割れたり壊れたりもします。多くの餌箱はこの状態です。
また、当初は「釘を1本も使わない」ことをめざしていましたが、強度を重視して錆びにくい真鍮釘を使用することにしました。ほんとうはチタン釘を使いたかったのですが、メーカーに特注せねばならず、釘代だけで数十万円になりますので、これは今後の目標です。
バケツに一晩漬けて、翌日からカンカン照りの下に数日放置するという耐候試験では、ほぼすべての製品がNG。厚さ9ミリの木をそういう環境に置くこと自体、間違いなのですが、『はまるんです』は、こうした試験を重ねて開発してきました。もちろん、完全ではありませんし、反らない保証はできませんが、最良の材と加工方法を選択できたと思っております。
反りの問題を解決できた最大の工夫は、木材の乾燥方法にあります。木の表面と裏面の水分量が均衡するように調整するという職人技で、非常に反りに強いものになることがわかりました。乾燥が不適切ですと、見た目、反っていなくても、反ろうとする力が働いて部材に無理がかかり、老朽化が早まって、ある日ヒビ割れたり壊れたりもします。多くの餌箱はこの状態です。
また、当初は「釘を1本も使わない」ことをめざしていましたが、強度を重視して錆びにくい真鍮釘を使用することにしました。ほんとうはチタン釘を使いたかったのですが、メーカーに特注せねばならず、釘代だけで数十万円になりますので、これは今後の目標です。
精度・コストの追求
ふつう、餌箱にミリ単位の精度が求められることはありませんが、「クーラーにぴたりとはまる」ことを目的とすれば、プラスマイナス1ミリの誤差が非常に効いてしまいます。たとえば、GタイプとHタイプの横幅の差は4ミリしかありません。木工製品としては、相当本格的な仕事が要求されるこの精度を実現するためには、実績のある国内の熟練職人に頼るほかありませんでした。
また、この精度で8種類の餌箱を作り分けますので、どうしても少量多品種生産になります。したがって、当初から凄いコストになることが予想されました。そこをどうするのか。決定的な良策などはありませんでしたが、お互いにしのぎにしのいだ結果、破格といえる価格設定を実現することができました。
また、この精度で8種類の餌箱を作り分けますので、どうしても少量多品種生産になります。したがって、当初から凄いコストになることが予想されました。そこをどうするのか。決定的な良策などはありませんでしたが、お互いにしのぎにしのいだ結果、破格といえる価格設定を実現することができました。
接着剤にもこだわりました
一般的に水に強い接着剤として酢酸ビニル樹脂が知られています。これに尿素樹脂を2%くらい入れて強度をより増すのですが、ホルマリンを含んでいるのが欠点。実際、影響があるのかどうかわかりませんが、大事な虫餌に万一のことがあってはと、食品衛生法で認可されているウレタン樹脂を採用しています。
実際の釣りでは
投げ釣りの場合のクーラーは、おおまかに
■砂浜を歩くキス釣りに使う小型クーラー
■波止などに腰を据えるカレイ/五目に使う中型クーラー
があります。
エサはキス狙いの時でも1~2種類、カレイやクロダイですと、2~3種類くらい用意することが多いと思いますので、『はまるんです』は、最低2つ掛けられるようにしています。もちろん投げ釣りだけでなく、ハゼ、波止、船など虫餌を使う釣りならなんでもお使いいただけます。
主にキスのサーフ釣りファンからの要望として、投入口があるクーラー専用の、スライド式蓋をもつ『はまるんです』も、開発の予定です。また、文句なく日本一といえる超高級ヒノキ材を使ったバージョンも検討しています。
『はまるんです』で、快適で楽しいを釣りをお楽しみください。
最後に、職人さんからのメッセージを。
■砂浜を歩くキス釣りに使う小型クーラー
■波止などに腰を据えるカレイ/五目に使う中型クーラー
があります。
エサはキス狙いの時でも1~2種類、カレイやクロダイですと、2~3種類くらい用意することが多いと思いますので、『はまるんです』は、最低2つ掛けられるようにしています。もちろん投げ釣りだけでなく、ハゼ、波止、船など虫餌を使う釣りならなんでもお使いいただけます。
主にキスのサーフ釣りファンからの要望として、投入口があるクーラー専用の、スライド式蓋をもつ『はまるんです』も、開発の予定です。また、文句なく日本一といえる超高級ヒノキ材を使ったバージョンも検討しています。
『はまるんです』で、快適で楽しいを釣りをお楽しみください。
最後に、職人さんからのメッセージを。
木材は、50年、100年という時間を経て、私たちが使える太さになります。一度切ってしまえば次に使えるまで、そういった長さの時間が必要になりますので、それを使い捨てるようなモノ作りは、時間を捨てる・歴史を捨てることになります。そして時間を捨てることは命を粗末にすることと同じと思います。作ったものは、できるだけ長く使えるように愛されるようにと願って、日々製作に勤 しんでおります。 はまるんです製作職人より |
サイズと仕様

【共通規格】
- 側面、蓋面はヒバ材9mmを使用
- 底板は4mmを使用
- 可動軸は真鍮釘を使用
- 開閉がスムースに可能
- αの寸法はより厳密に製造
- 面取り加工
- 接着剤はウレタン樹脂
- 海水につかり過酷な使い方に耐えうる
- 反りでチリ(隙間)がでない耐候試験実施
- 蓋の先端は約1.5mm出る
この一覧表よりご自分のクーラーをご照合ください。
念のためα寸法を確認されてからご注文願います。

お取り扱いについて

木製品でございますので木目はひとつひとつ違います。写真とは若干異なることがありますので、ご了解お願い申しあげます。
木材は十分に乾燥させていますが、木の特性上空気中の水分を多少出し入れしています。そのため伸縮、縮み、割れなどの変形が生じる場合がございますので使用していない時は風通しの良いところに保管してください。直射日光があたるところやストーブ、コンロがあたる熱いところ、エアコンの乾いた空気が直接あたるところ、お風呂場などの湿気があるところには置かないようにしてください。
海で使用した場合はなるべく早めに水洗いしてください。その場合タワシなどの堅いものはさけて柔らかいスポンジなどをご使用ください。またシンナーやガソリンなどは使用しないでください。 乾燥は日陰干しで必ず蓋を全開にしてから乾かしてください。
少しの反りが発生した場合は、濡らして固く絞ったタオルをフタの上にかぶせて置くという方法で、多少は反りが戻ります。その後、直射日光に当てたりしなければ木材は落ちつくはずです。
丁寧に使えば長い年月使用できますが、極端な衝撃や改造等は、製品の強度低下・破損の原因となりますので絶対におやめください。